アルバム『Panspermia』のこと
皆さん、こんにちは(^ー^)
風祭東、あづまにあスタッフです!
いつもありがとうございます。
今日はアルバム『Panspermia』について書いてみました。
2015年11月11日に発売して今日で丁度、8年が経ったこのアルバム『Panspermia』
当時、色々なレコード会社から『今の時代、コンセプトアルバムとか流行らないんですよね』
『曲順に拘って作られても、今の時代シャッフルしちゃうんで関係ないんですよ』
『ライナーノーツ?作者の思いとか今の時代ってあまり関係ないんです』
『プレスするとお金がかかりますから配信がどうですか』などなど、今の時代、今の時代を連呼されて
時代錯誤も甚だしいと笑われたものでした。
そもそも、このアルバムは『2001年宇宙の旅』が好きな風祭東が『地球・生命・進化・宇宙・愛』をテーマに
作ってきたものでした。
オールウェイズの頃からこのようなコンセプトは楽曲として作ってきていましたが
コンセプトや宇宙だの進化だの愛だの語る前にヒット曲作れ!!という時代でした。(裏話・笑)
ギターの安部俊幸さんもこういったコンセプトが好きでアルバム『HEN』などはそのような要素が詰まったアルバムでした。
2001年にこのアルバムをリリースする準備を進めるも出ず、その後、やっと2011年、10年の時間を経て出すチャンスが来るかと思いきや
東日本大震災、音楽だのイベントだの、それより電気を使うことが不謹慎とされる世の中に。
ミュージシャン仲間の間では『東のアルバムが先かリニアモーターカーが出来上がるのが先か?』なんて笑い話にもなったくらいのものでした。
2015年やっと日の目をみたこのアルバム『Panspermia』ですが早いもので8年が経ちました。
2001年どころか2015年でさえも『地球・生命・進化・宇宙・愛』をテーマにしたものなど
頭がお花畑のやつが作ったもの。くらいのもので、一部の方にしかきっと響かなかったような気がしています。
ライブのMCでも風祭東がこの世の中の仕組み、そして、生きていく中で何が一番大切なのかを話してきましたが
退屈という話にしか捉えられない現実も見てきました。
この現実社会、物質、お金が大事という中では『地球・生命・進化・宇宙・愛』について時間をかけて
考えることもなかなかないでしょう。
でも、誰でも今まで生きてきた中で辛かったり、苦しかったり、どうにもならなかったことが
一度や二度はあったのではないかと思います。
そんな時に、自分が生まれてきた意味、経験しているいいことも悪いことも意味があって起きている。
助け、助けられ、思いやり、生きていく。
当時、アルバムが出なかったことに落ち込み、苦しみ、理解されないことに嘆いてみたりしましたが
それも、これも意味があり、本人が、スタッフが経験する、している、するためのこのアルバムだったと今は思えます。
時代、時代と片付けるわけではなく(そういう表現は嫌い)『地の時代』=『物質社会』から『風の時代』=『精神世界』モノから心へ変わった
この今にコンセプト、風祭東が伝えたかったことが皆さんの心に届いたら幸せと思います。
2015年からも新たな曲はこのコンセプト通り、作り続け『愛こそはすべて』『TIME』なども配信はしていますが
この先、またアルバム『Panspermia』に続くアリバムの発売に向けて今も作り続けています。
最近、オールウェイズの時代のファンの方がまだ風祭東が活動していることを知り、ライブに足を運んでくださる方増えとても嬉しく思っております。
その時代からそして今の風祭東の楽曲に対する思い、コンセプトの話を今日、11月11日にアルバム発売から8年目ですがお話しをさせて頂きました。
これからも、この地球で生きていく中で必要なことは大切に理解しながらも『心』を『愛』を大切にする。
その思いを『音』にして皆さんとの繋がりを広げていきたいと心から願っています。
このアルバムをお持ちの方、また改めて是非、聴いて聴いてみてください。
そしてお持ちじゃない方は是非、このアルバム聴いてみていただき風祭東を感じてみてください。
最後までお読み頂き本当にありがとうございます。